ご挨拶

現在、社会はグローバル化や情報化が進展する中、一方で、しっかり足下を見つめ直そう、つまり、それぞれの人にとって生きる、生活する地域をもっと大切にすべきではないか。また、情報化は進むけれども、人と人の直接的なつながりを、コミュニケーションをもっと大切にすべきではないかという思いが広がってきているように思います。
高等教育機関である大学についても、地域との連携を強化し、地域の生涯学習機能を担うことや、地域の課題解決に向けての連携、貢献が求められるようになってきています。
武庫川女子大学健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科、短期大学部健康・スポーツ学科におきましては、「健康・体力の維持増進」「スポーツライフづくり」というキーワードの下、地域との連携、生涯学習機能への参画、特に高齢化社会における健康問題への積極的貢献を目標として『スポーツクラブ武庫女』を平成２６年度に開設し、具体的取組を進めてまいりました。
今年度は、その３年目ということで、２年間の取組で広がりました地元西宮市民をはじめ近隣の地域の方々の輪をさらに充実させ、幅広い参加者を増やしていきたいと思っております。
平成２９年度は一層の充実を図るため、「リズムピラティス」「親子体操」「心と体に効く健美操体法」「アレクサンダー・テクニーク入門」「Let’s sing and play　からだで覚える英語のうた」という５つの新規プログラムをもうけることになりました。多くの方に参加をいただけたらと願っております。
健康・スポーツ科学部　学部長　山﨑　彰